BLIND GUARDIAN(ブラインド・ガーディアン)／TALES FROM THE TWILIGHT WORLD(1990)国内盤
ドイツのメロディック・スピード・メタル・バンド、BLIND GUARDIAN(ブラインド・ガーディアン)のサード・アルバム。1990年リリース。
この頃は、ロック・オペラやプログレにも通じる、近年のドラマティックなサウンドではなく、HELLOWEENよりのスピード・メタルをやっている。
これは好みの問題だが、メロディックな、ジャーマン・スピード・メタルが好きなリスナーなら、最高傑作の作品となるのではないだろうか。
軽快な疾走感、次々に繰り広げられるスピーディーなリフ。
HELLOWEENのサウンドを、より複雑に、よりスピーディーにしたような感じで、バンドとして、ひとつの到達点に達したようなアルバムだ。
不可思議なリフを聴かせる曲もあり、今後、よりドラマティックになっていく要素を感じさせる部分も垣間見ることがでいる。
ややどの曲も似たり寄ったりの感はあるが、完成度は高く、名盤と呼べるのではないだろうか。
ちなみに、前作に続き、HELLOWEENを脱退したカイ・ハンセンがゲスト参加している。
Hansi Kürsch – vocals and bass
André Olbrich – lead guitar & backing vocals
Marcus Siepen – rhythm guitar & backing vocals
Thomas "Thomen" Stauch – drums
【収録曲】
1. Traveler In Time
2. Welcome To Dying
3. Weird Dreams
4. Lord Of The Rings
5. Goodbye My Friend
6. Lost In The Twilight Hall
7. Tommyknockers
8. Altair 4
9. The Last Candle
10. Run For The Night (Live)
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