独特の世界観を持つブリティッシュ・ロック・バンド。Black Sabbath(ブラック・サバス)
Black Sabbath(ブラック・サバス)/Sabbath Bloody Sabbath(1973)輸入盤ボーナス・トラック入り
1970年にバンド名と同名のアルバムでデビューした、長い歴史を持つイギリスのロックバンド、Black Sabbath(ブラック・サバス)です。
メンバーチェンジも激しく、時代によって音楽性も異なりますが、中でも一番プログレ色が強く、密かに「傑作」といわれているのが5枚目のアルバム「Sabbath Bloody Sabbath」ではないでしょうか。
邦題では「血まみれの安息日」といいますが、この作品が発表された1973年は、プログレの名盤が多く誕生していた時です。
Black Sabbathも影響を受けたのか、メロトロンやシンセサイザー、フルートまで音楽に取り入れています。
それでいて、ダークでおどろおどろしいロックを基調としているのですから、かなり独特な世界観をかもし出しています。
音のクオリティの悪さや、演奏の粗さは感じるものの、この強烈な個性の塊の音楽には、ただただ脱帽です。
まさに隠れた名盤!
余談ですが、イエスのキーボード奏者、リック・ウェイクマンまでゲスト参加しているとか。
う~ん。
イメージが違いすぎると思うのは私だけでしょうか・・・・
【メンバー】
オジー・オズボーン - ボーカル、シンセサイザー
トニー・アイオミ - ギター、ピアノ、シンセサイザー、オルガン、フルート
ギーザー・バトラー - ベース、シンセサイザー、メロトロン
ビル・ワード - ドラムス、ティンパニ
リック・ウェイクマン - キーボード、シンセサイザー、ピアノ(「サブラ・カダブラ」)
ウィル・マローン - 指揮、アレンジャー
【曲目】
1. Sabbath, Bloody Sabbath
2. A National Acrobat
3. Fluff
4. Sabbra Cadabra
5. Killing Yourself To Live
6. Who Are You?
7. Looking For Today
8. Spiral Architect
9. Cornucopia(live)ボーナス・トラック