Vicious Rumors (ヴィシャス・ルーマーズ)アメリカの正当派HM!
Vicious Rumors (ヴィシャス・ルーマーズ)/Digital Dictator(1988)日本盤
アメリカの正統派ヘヴィメタル・バンドVicious Rumors (ヴィシャス・ルーマーズ)です。
「Digital Dictator」は1988年発売の、セカンドアルバムになります。
ファーストでは、マイク・ヴァーニーにより起用されたネオ・クラシカルの凄腕ギタリスト、ヴィニー・ムーアが参加していますが、一枚のみで脱退。
このアルバムでは、マーク・マクギーが後任としてギターを弾いています。
また、ヴォーカルもカール・アルバートにチェンジしており、バンドのフロントとも言うべきメンバーが、二人も変わっていることになります。
しかし音楽性は、正当派ヘヴィメタルとして、前作より格段に良くなったとの声が多く、このバンドの名盤として、高く評価するファンが多い一枚です。
ヘヴィでありながら、ポップでキャッチーな部分もあり、印象に残るフレーズやメロディは華やかで、まさに王道といえる音楽かもしれません。
しかしながら、私はこのテの音楽は少し苦手なのです。
私にとっての正当派ヘヴィメタルとは、どうしても「テスタメント」や「メタル・チャーチ」のような、あくまでもポップさを感じない音楽。
ボンジョヴィまでポップでキャッチーだと、それはそれで好きなのですが、ヘヴィでありながらややポップであるとなると、どうしても中途半端に感じてしまうのです。
そんな理由で、私にとっては、とても印象の薄いバンドであり、アルバムなのでした。
■メンバー
・Carl Albert (vo)
・Geoff Thorpe (g)
・Mark McGee (g)
・Dave Starr (b)
・Larry Howe (ds)
【曲目】
1. Replicant
2. Digital Dictator
3. Minute to Kill
4. Towns on Fire
5. Lady Took a Chance
6. Worlds and Machines
7. The Crest
8. R.L.H.
9. Condemned
10. Out of the Shadows