LOUDNESS(ラウドネス)/ON THE PROSWL(1991)国内盤
日本を代表するヘヴィ・メタル・バンド、LOUDNESS(ラウドネス)のデビュー10周年記念作品。1991年リリースの9作目。
新曲は3曲のみで、他は海外未発売の初期代表曲をリメイクして収録している。
ヴォーカルはアメリカ人のマイク・ヴェセーラで、アレンジの仕方と歌詞の変更(もちろん全て英語になっている)により、オリジナル曲とは雰囲気がずいぶん違うのもあったりする。
高い演奏力はさすがで、余裕を感じさせる、おちついた雰囲気があり、ジャパメタ臭さは微塵もなくて、完成度は高い。
しかし、その完成度の高さがかえって「妙なおちつき」に感じて、インパクトは極めて薄い。
悪く言えば「無難にこなしている」ということになろうか。
結局悪くないのだが、あまり聴く気になれないという、私にとっては微妙なアルバムだ。
ちなみに初回特典として、20ページの写真集が付いている。
【収録曲】
1. Down 'N' Dirty
2. Playin' Games
3. Love Toys
4. Never Again
5. Deadly Player
6. Take It or Leave It
7. Girl
8. Long Distance
9. In the Mirror
10. Sleepless Night
11. Find a Way
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