ANTHEM(アンセム) 日本のヘヴィ・メタル
ANTHEM(アンセム)/GYPSY WAYS(1988)国内盤
日本のヘヴィ・メタル・バンド、ANTHEM(アンセム)。
「GYPSY WAYS」は1988年リリースの4作目。
ヴォーカルの坂本英三が脱退し、新たなシンガーに森川之雄を迎えて作られた作品。
なんといっても、一曲目の「Gypsy Ways」が、インパクト絶大!
イントロのギターリフからしてシビれ、ヴォーカルが乗ったときの衝撃は大きく、あまりのかっこよさに完全に虜になってしまった。
圧倒的な歌唱力は曲調にもマッチし、まるで中毒になったように、また聴きたくなってくる。
HRを基調にしながら、HM的アプローチを取り入れた楽曲もかっこよく、ほどよくヘヴィで、自然に聴き手に伝わってくる。
テクニックを誇示せず、あくまでも曲の流れを重視したギターのリフやソロも、いい感じだ。
何度も繰り返し聴いたお気に入りの作品だが、友人に貸したまま行方不明になってしまった。
しかし、どうしてもまた一曲目の「Gypsy Ways」が聴きたくなり、もう一度買い直したほど好きな作品だ。
森川之雄:ボーカル
福田洋也:ギター、作曲
柴田直人:ベース、作詞、作曲
大内“MAD”貴雅、ドラム
【収録曲】
1. Gypsy Ways (Win, Lose Or Draw)
2. Love In Vain
3. Bad Habits Die Hard
4. Legal Killing
5. Cryin' Heart
6. Silent Child
7. Midnight Sun
8. Shout It Out!
9. Final Risk
10. Night Stalker