MORBID ANGEL(モービッド・エンジェル)/GHATEWAYS TO ANNIHILATION(2000)国内盤
アメリカのデス・メタル・バンド、MORBID ANGEL(モービッド・エンジェル)の6作目。2000年リリース。
脱退していたギターのErik Rutanが再び参加、トリオから4人編成になっている。
前作はTrey Azagthothを中心に曲作りを行っていたが、本作はSteve TuckerやErik Rutanも参加。
それぞれ作曲したメンバーのイメージを優先し、ドラム・パートは、曲を作った人がPete Sandovalに叩き方を注文しているらしい。
ライナーによれば、シンバルが入るタイミングまで指示したとか。
それゆえか、全体的にスピード感は減退し、雰囲気を重視したサウンドになっている。
しかし、今までの邪悪で陰鬱とした雰囲気は健在で、基本路線は継承しつつ、新たな一面を盛り込んだ意欲作と言えるだろう。
ちなみに、1曲(?)目の「Karamu」は、「カエル」のことで、本当にカエルがゲコゲコ鳴いているだけのもの。
Steve Tucker – bass guitar, vocals
Trey Azagthoth – guitar, additional vocals on "Secured Limitations"
Erik Rutan – guitar, keyboards
Pete Sandoval – drums
【収録曲】
1. Karamu
2. Summoning Redemption
3. Ageless, Still I Am
4. He Who Sleeps
5. To The Victor The Spoils
6. At One With Nothing
7. Opening Of The Gates
8. Secured Limitations
9. Awakening
10. I
11. God Of The Forsaken
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