SEPULTURA(セパルトゥラ)/BENEATH THE REMAINS(1989)国内盤
ブラジルのスラッシュ・メタル・バンド、SEPULTURA(セパルトゥラ)のサード・アルバム。1989年リリース。
次作の傑作、「ARISE」に引けを取らない内容で、完成度の高いメタル・サウンドを聴かせてくれる。
スラッシュ・メタルの要素は、むしろ「ARISE」より強く、スピード感溢れるキレの良いギターのリフは、とてもかっこいい。
ヴォーカルもそれほどデスっぽくなく、シャウト系なところも、まさにスラッッシュメタルのそれだ。
リズムの不安定さなど、演奏力に少し気になるところはあるが、とにかくリフがかっこいい。
印象に残るフレーズが多く、曲の構成も、緻密に考えられて作られているのを感じる。
それでいて難解さを感じさせないのは、センスの良さだろうか。
捨て曲がなく、最後まで一気に聴ける名盤。
Max Cavalera – vocals, rhythm guitar
Igor Cavalera – drums, percussion
Paulo Jr. – bass guitar
Andreas Kisser – lead guitar
【収録曲】
1. "Beneath the Remains" 5:11
2. "Inner Self" 5:07
3. "Stronger Than Hate" (lyrics by Kelly Shaefer) 5:50
4. "Mass Hypnosis" 4:22
5. "Sarcastic Existence" 4:43
6. "Slaves of Pain" 4:00
7. "Lobotomy" 4:55
8. "Hungry" 4:28
9. "Primitive Future" 3:08
10.Special Message(日本のファンへのメッセージ)
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