Quantcast
Channel: グレグレの館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 852

Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)/In Through The Out Door(1979)国内盤

$
0
0
イメージ 1
Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)/In Through The Out Door(1979)国内盤
 
イギリスのハードロック・バンド、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の8作目。1979年リリース。
 
最後となるオリジナル・アルバムで、今までの音楽性が大きく変化している。
 
激しくもインパクトのあるギター・リフを最後まで聴くことなく、タイトでポップなナンバーが、だらだらと続く。
 
もはやこれは、ハード・ロックとは呼べないだろう。
 
ジョン・ポール・ジョーンズのキーボードがサウンドの主体になっているのも、その原因の一つで、明らかにツェッペリンの作品の中では、異質なものだ。
 
しかしなぜだろう。
 
この、激しくもなく、大きな盛り上がりも見せないアルバムが、私は大好きなのだ。
 
リラックスして楽器を手にし、気軽にジャムったような気安さや、全体を漂う気だるさが妙に心地よく、不思議とまた聴きたくなる。
 
「これ!」というインパクトのある曲はないが、一曲一曲は、決して悪くない。
 
特にAll My Love」など、何の盛り上がりもない地味な曲だが、哀愁漂う雰囲気が心地よく、中毒にかかったように何度も聴きたくなる。
 
ツェッペリンに求めていたサウンドを見事に裏切った作品だが、個人的にはツボに入った、大好きなアルバムだ。
 
Robert Plant (vo)
Jimmy Page (g)
John Paul Jones (b, key)
John Bonham (ds)
 
【収録曲】
[1] In The Evening
[2] South Bound Saurez
[3] Fool In The Rain
[4] Hot Dog
[5] Carouselambra
[6] All My Love
[7] I'm Gonna Crawl
 
※関連記事
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 852

Trending Articles