SKYCLAD(スカイクラッド)/THE WAYWARD SONS OF MOTHER EARTH(1991)輸入盤
イギリスの民謡・フォーク・メタル・バンド、SKYCLAD(スカイクラッド)。
「THE WAYWARD SONS OF MOTHER EARTH」は1991年リリースのファースト・アルバム。
イギリスのスラッシュ・メタルバンド、サバトのボーカル、マーティン・ウォルキアーを中心に結成、ヘヴィ・メタルを基調に、ケルトやフォークの要素を取り入れるという、メタルの新たな分野に挑戦している。
ファーストでは、まだメタル色が強く、思い出したように民族音楽的なフレーズが入るといった感じか。
歪んだギターに、大胆にアコースティックなサウンドを重ねる発想は面白く、はじめて聴いた当時は、インパクトが大きかった。
しかし、単調なリズムに、単調なフレーズ。
曲自体の魅力に乏しく、物珍しさはあったものの、あまり繰り返し聴く気にはならなかった。
しゃがれたデス風のヴォーカルも、こういう強調にはマッチせず、妙に浮いた感じだ。
バンドが試みる方向性には興味あるものの、作品の出来は、私の好みに合わなかったという、残念なアルバム。
Martin Walkyier - vocals
Steve Ramsey - lead, rhythm and acoustic guitars
Graeme English - electric bass, classical guitar
Keith Baxter - drums, percussion
【収録曲】
1. Sky Beneath My Feet 05:41
2. Trance Dance (A Dreamtime Walkabout) 05:29
3. A Minute's Piece 01:10 instrumental
4. The Widdershins Jig 03:40
5. Our Dying Island 07:07
6. Intro: Pagan Man 01:00
7. Cradle Will Fall 06:26
8. Skyclad 05:01
9. Moongleam and Meadowsweet 04:35
10. Terminus 06:38
46:47
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