友人宅へキゥイ狩りに行ってきました。
先日、家族で友人宅へキゥイ狩りに行ってきました。
といっても、その友人は仙台へ長期出張中で留守。
家に帰ってくるのは年に数日です。
田舎に一人で住んでいるので「留守の間僕の家を、避暑地や別荘地として自由に使っていいよ」といって家のスペアキーを預かっており、その、あまりにも過大な親切に、いつもあつかましく甘えさせていただいています。
しかし去年が豊作だったので、今年はあまり実がなっていません。
おまけに剪定や手入れをしていないため、畑が荒れています・・・・
「何かしなくては」とは思うものの、剪定の知識がなく、古くてもろくなっている枝を、気づいた範囲で落とすくらいしかできませんでした。
ともあれ、できるだけなっている実は逃さないように気をつけ、娘達もがんばってくれた結果、ご近所に配れるくらいは採ることができました。
他には、これは豊作だったゆずを採ったり、近くの山を探検したりと、自然を存分に楽しむことができました。
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家を提供してくれる友人ですが、遠方に出張に行くようになって、2年くらい経つでしょうか。
その間、上記のように留守宅を別荘のように使わせて頂いて感じるのは、やはり人の手が入らないと、「食物」は実らないということです。
このわずかの期間で、タケノコや栗はイノシシに荒らされ、しいたけ栽培の木は腐り、柿とみかんの木は実を付けなくなってしまいました。
友人は農業をしているわけではありませんが、休日の度に雑草抜き、剪定、肥料やりなど、やはりそれなりの努力をしていいました。
たからこそ、年によって差こそあれ、「収穫」という恩恵を受けることができていたのです。
私たちが普段なにげなく口にしている食べ物も、当たり前のことですが、それを育て、収穫する人の努力があってのことだと、改めて感じました。
そんなことを、子供も無意識に感じているのでしょうか。
毎年自分で収穫するキゥイだけは、大好物なだけではなく「特別な果物」で、スーパーなどで買ってきたものでも、「これは私が採ったのより大きいな」などと言いながら、いつも大切に食べています。
これからは収穫だけではなく、手入れの仕方を学び、少しでもキゥイ畑を守るお手伝いをしていきたいと思います。