METAL CHURCH(メタル・チャーチ)/BLESSED IN DISGUISE(1989)輸入盤
アメリカのヘヴィメタル・バンド、METAL CHURCH(メタル・チャーチ)のサード・アルバム。1989年リリース。
強い個性を持っていたヴォーカルのデイヴィッド・ウェインが抜け、新たにマイク・ハウが加入。
前任者のインパクトが強かっただけに、ファンの賛否が問われるが、個人的にはマイクの方が断然好みだ。
適度にドスが効きながら、伸びがあって聴きやすいマイクの声質は、バラードにもよく合い、とてもかっこいい。
もともと正統派ヘヴィ・メタルの王道を行く楽曲だっただけに、正統派とも言えるヴォーカルがマッチし、より多いリスナーにアピールするサウンドになったのではないだろうか。
本作も、強いインパクトを持つ、メインとなるような曲はないものの、どの曲もレベルが高く、完成度の高いアルバムに仕上がっている。
ただ、曲の魅力、かっこよさの爆発は、次作を待つことになる。
Mike Howe - vocals
John Marshall - guitar
Craig Wells - guitar
Duke Erickson - bass guitar
Kirk Arrington – drums
【収録曲】
1. "Fake Healer" 5:55
2. "Rest in Pieces (April 15, 1912)" 6:38
3. "Of Unsound Mind" 4:44
4. "Anthem to the Estranged" 9:31
5. "Badlands" 7:21
6. "The Spell Can't Be Broken" 6:46
7. "It's a Secret" 3:47
8. "Cannot Tell a Lie" 4:17
9. "The Powers That Be" 5:22
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