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総合病院でこんなことが!vol.3<蘇生会総合病院の実態> 

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総合病院でこんなことが!vol.3<蘇生会総合病院の実態> 
 
※vol.2からの続きです。
 
京都市伏見区にある蘇生会総合病院に、本年(2013年)3月11日から4月8日までの約1カ月間、私の父が入院しました。
 
その間、人の命をあずかる総合病院内で、信じられないことが起こりました。
 
以下にその出来事を、記事にしていきたいと思います。
 
前回の分はvol.2を、参照して下さい。
 
なお、入院の経緯については前科の記事、vol.1を、参照して下さい。
 
<患者が訴える不調を無視し、看護師が妄想と決めつける>
夜中、父がお腹の不調を訴えたことがあり、付き添っている母はすぐに看護師を呼び、みてもらった時のことです。
 
父は必死にお腹の不調を看護師に伝えるのですが、しばらくやりとりした末に、なんとその看護師は「それはただの妄想です!」と言ったのです。
 
看護師は父の訴えは完全に無視し、眠らすために睡眠剤を注射しました。
 
それでも父はお腹が痛くて眠れず、母は「やっぱりお腹の調子悪いようです」と、再び看護師を呼びました。
 
しかし看護師はあくまでも患者の訴えは無視し、よほど早く寝て欲しいのか、驚くことに別の睡眠導入剤を飲ませたのです!
 
当然父のお腹の不調がおさまるはずはなく、二回にわたる睡眠薬の効果も空しく、ほとんど眠れずに朝を迎えることになりました。
 
結局翌朝、別の看護師がビニール手袋をはめ、カチカチに固まった便を父の肛門から取り出し、やっとお腹の不調が治まったのです。
 
なんのことはない、お腹の不調は便がつまっていただけなのです!
 
実は父が服用していた薬は、便が出にくくなるという副作用があるもので、退院の時に「用意されていた浣腸です」と、渡されました。
 
副作用を考慮し、ちゃんと浣腸が用意されていたわけです!
 
もし、駆けつけてきた看護師が真剣に父の話を聞き、薬の副作用の便秘を疑って浣腸をしていれば、すんだことです。
 
なのに訴えをまったく無視して、「妄想です」とは何ごとか!
 
当直の深夜に呼び出されたのが腹立たしく、うるさい患者ははやく寝てもらおうとでもいうのでしょうか!
 
どうやら蘇生会総合病院の看護師は、患者の訴えより、自分の気分で薬を投与するようです。
 
おまけに、まったく必要の無い退院時に浣腸を買わせるという、悪徳商法も付いているのですから、開いた口がふさがりません。
 
<退院後、検査のため再入院の予約をするが、病院の手違いでとれず>
父の付き添いで長い時間病院にいる母は、たまたま院内に張ってあった「足の血管病」のポスターを目にし、普段痛い自分の足も「もしかしたら、血管のせいかも」と思い、診察をしてもらいました。
 
すると、やはり疑った通りで、母は動脈瘤の手術をすることになったのです。
 
手術の日程は、父の退院後の4月19日と決まりました。
 
しかし手術をした日、母は一日だけ入院しなければならず、その日は父が家に一人ですごさなければなりません。
 
認知症(当時は精神疾患を疑っていましたが)が始まっている父を、とても一人で家においておくことはでず、その日だけは、息子の私が実家に泊まって父の面倒をみるよう、母からお願いされました。
 
当然、私は了承しました。
 
ところが父を担当していた医者が、息子さんも大変で、母も心配だろうから、父を退院後の一日だけの検査入院というかたちで、母の手術の日と合わせてMRIの予約をとってくれたのです。
 
私に父の面倒を見られるか少々不安のあった母は、先生の厚意に感謝し、「先生の配慮で、その日に実家に泊まらなくてよくなったよ」と、嬉しそうな声で私に連絡が入りました。
 
しかし母の喜びは、ぬか喜びだったのです!
 
父の退院後、両親は家に戻って生活していましたが、手術前の検査で、母が一回だけ病院に行った時のことです。
 
検査は無事に終わり、顔見知りになった看護師がいたので、「手術の19日は夫婦で入院しますので、またお世話になります」と声を掛けたところ「えっ?夫婦で?」と、看護師が驚くではないですか。
 
 
なんと、母は入院の予約はできていたのですが、父の入院の予約はできていなかったのです!
 
あわてた母はすぐに先生に問い合わせると、「なんで予約できていないの?」と、先生も驚いています。
 
結局看護師と事務の連絡ミスで、父のMRIの予定はとれていたものの、入院の予定はできていなかったことが判明しました。
 
「私が入院している日、夫をどうしよう!!」
 
軽いパニックに陥った母は、いまさら息子に頼めないと思ったのか、あちこちに電話をし、やっと市からケアマネージャーを紹介してもらい、なんとか滑り込みでショートステイを予約できたのです。
 
日にちも直前だったので、19日にたまたま泊まりの空きがあったのは、奇跡でした。
 
病院のあまりのずさんさに、母は後日、看護師の責任者である看護師長に文句を言いにいったそうです。
 
するとその看護師長からは、信じられない言葉が出てきました
「MRIは、近くの病院でもできるでしょう」
 
母の怒りは爆発しました。
「夫はこの病院で検査するなってことですか!!」
 
師長は母の剣幕に
「いえ・・・ここまで来るのが大変なら、もっと近くでもできるのではという意味で・・・・」
と、しどろもどろ。
 
言い逃れはするものの、病院側の落ち度については、最後まで一言の謝罪もなかったといいます。
 
「落ち度に対して謝る」という、基本的なことすらできない人間が看護師の責任者を勤めている。
 
これで蘇生会総合病院の看護師たちが、なぜこんないい加減な対応で、人間らしい温かみがないのかがわかりました!
 
このような責任者が毎日看護師達に、どういう指導・教育をしているのでしょうか。
 
「うるさい患者は、他の病院に行ってもらいなさい!」
「病院にどんな落ち度があったとしても、絶対に謝ってはいけません!」
「いいですか、患者は人ではなく、物ですよ!物と思いなさい!」
そんな声が聞こえてきそうです。
 
考えただけで恐ろしくなってきます・・・・・
 
★ ★ ★
 
今回の記事で、
患者の訴えを、看護師が妄想と決めつけて聞こうとしない
病院の連携ミスで、検査入院の予約がとれておらず、看護師長は一言の謝罪すらしない
の二点を書かせていただきました。
 
母は、特に入院の予定がとれていなかったことが信じられず、「こんなことって、あっていいのか!」と、かなりの怒りようでした。
 
看護師長の心ない対応が、拍車をかけているようです。
 
そもそも父の検査入院は、母が頼んだことではありません。
 
病院の先生の方が気を利かせて、配慮してくれたことです。
 
もし手術前の検査の時、母が看護師に「19日は夫婦で入院しますので、またお世話になります」との一言がなかったとしたら。
 
当然父の入院の予約ができていないことを知らず、当日は夫婦で入院の準備をして病院に行っていたでしょう。
 
そうなった時、病院側はいったいどんな対応をしたのでしょうか?
 
きっと例の看護師長が出てきて、「入院はできませんので、MRI検査はいたしますが、終わればお引き取り下さい」と、認知症の父を放り出したのではないでしょうか。
 
もちろん、「一言の謝罪もなく」です。
 
入院中に受けた信じられない出来事は、最後のとどめが残っていますので、続きは次の記事で書きたいとおもいます。
 
※vol.4に続きます。

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