ACCUSER(アキューザー)/ Double Talk(1991)日本盤
ドイツのスラッシュ・メタル・バンド、ACCUSER(アキューザー)。1991年リリースの3作目。
頼りないヴォーカルに、薄っぺらいサウンド。ギターはそれなりに弾いているものの、16ビートになると微妙にズレるドラム。
これは完全にB級スラッシュだ!
決してメジャーになりえない、マイナー臭さ満載のアルバムだが、ついついもう一度聴きたくなるような、不思議な魅力を持っている。
それはやはり、曲そのものの良さがあるからだろう。
硬質でバラエティ豊かなリフに、静と動を上手く取り入れたリズムチェンジと曲構成。
スラッシュ・メタルとして非常に格好良く、野暮ったいながらも、キラリと光るセンスの良さを感じる。
これでもっと重低音が効いた、エッジの鋭いサウンドだったら、もっと傑作になっていたのではないだろうか。
ショボイ音だなぁ・・・
そう思いつつ、けっこう愛聴したアルバムだ。
Frank Thoms Vocals, Guitars (rhythm)
Eberhard Weyel Bass, Vocals
Volker Borchert Drums
Milan Peschel Guitars
【収録曲】
1 Double Talk 2:53
2 The Freeze 5:29
3 Money 6:59
4 Plag Waver 8:13
5 Why Me 5:02
6 Instinct Articulation 0:32
7 Revolution 8:05
8 Alcowhore 7:24
CD-Bonustracks
9 Accuser 10:20
10 Sadistic Terror 3:19
11 The Conviction 6:06
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