RHAPSODY(ラプソディ) シンフォニック・メタルの大御所!
RHAPSODY(ラプソディ)/Dawn of Victory(2002)日本盤
イタリアを代表するシンフォニック・メタル・バンド、RHAPSODY(ラプソディ)の2002年作サードアルバム「Dawn of Victory」です。
2006年に改名して今はRHAPSODY OF FIREと言う彼ら。デビューアルバムで、オペラ的なコーラスや、大仰な楽曲を、ヘヴィ・メタルというアプローチで表現した衝撃的な存在でした。
今やシンフォニック・メタルの大御所として君臨するバンドですが、ただ単にクラシックやオペラをメタルで表現しているという珍しさではなく(今はシンフォニック・メタルはあふれかえっていますが)、曲そのものの素晴らしさが、一番の魅力なのでしょう。
曲の要所でフルートやヴァイオリンが入るのですが、これがまたいい感じです。
しつこくなく、あくまでも曲の雰囲気を引き立たせるために使用しており、音楽的センスの良さを感じます。
ただ、このアルバムは大仰さが減少し、ストレートなメタル色が強くなっており、純真なシンフォニックファンは、少々物足りないようです。
しかし私は、あまりにオペラちっくな音楽はしつこく感じる方なので、このくらいのほうが楽しめます。
シンフォニック・メタルブームの立役者とも言えるこのバンド、多くの人に影響を与え、後に多くのフォロワーも誕生しました。
やはり本家本元はすごい!
【収録曲】
1. Lux Triumphans
2. Dawn Of Victory
3. Triumph For My Magic Steel
4. The Village Of Dwarves
5. Dargor, Shadowlord Of The Black Mountain
6. The Bloody Rage Of The Titans
7. Holy Thunderforce
8. Trolls In The Dark (Instrumental)
9. The Last Winged Unicorn
10. The Mighty Ride Of The Firelord