CRESSIDA (クレシダ) イギリスのプログレ
CRESSIDA (クレシダ)/ASYLUM(1971)日本盤
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、CRESSIDA (クレシダ)。
「ASYLUM」は1971年作の2nd。
キーフによる、人形の首が転がっている気持ちの悪いジャケット・アートが有名。
ジャズの要素を取り入れたオルガン中心のプログレッシヴ・ロックをやっており、綿密に構成された曲展開と、安定した演奏で、完成度の高い作品に仕上がっている。
特に2曲目の「Munich」は白眉の出来で、9分を超える大作ながら、飽きることなく聴くことができる。
アルバム全体の雰囲気として、どこか垢抜けない、田舎くさい感じがあり、そんなところが、このアルバムを「B級プログレの傑作」と、巷で評されるゆえんかもしれない。
しかし、そういう垢抜けないところも、個性として生きており、名盤と呼ぶにふさわしい作品。
ちなみにドラマーは、後にユーライア・ヒープに加入している。
Members are ; Angus Cullen (vocals, acoustic guitar, percussion), John Culley (lead guitar, acoustic guitar), Peter Jennings (organ, piano), Kevin McCarthy (bass), Iain Clark (drums, percussion)
Guest player ; Harold McNair (flute on B-1), Paul Layton (acoustic guitar)
【収録曲】
1. Asylum (Cullen) 3:31
2. Munich (Jennings) 9:30
3. Goodbye Post Office Tower Goodbye (Cullen) 2:47
4. Survivor (Cullen) 1:32
5. Reprieved (Jennings) 2:29
6. Lisa (Cullen) 5:05
7. Summer Weekend Of A Lifetime (Cullen) 3:20
8. Let Them Come When They Will (Heyworth) 11:46
Prodused by Ossie Byrne
Recorded at I.B.C.Studios, London 1970