GWは自然の中でワラビ採り!
先日の連休を利用して、家族で友人宅に行ってきました。
自然豊かなところで、年に数回招いていただき、まるで別荘地のように泊まらせてもらっています。
今回は二泊三日で、メイン行事として「タケノコ掘り」と「ワラビとり」を行いました!
家の裏にある竹ヤブに入ると、う~ん。
あんまりタケノコが生えていません。
頭をのぞかせていると思って掘ろうとするのですが、皮が少し盛り上がっているだけで、中身がないというのも多く、どうも今年は不作のようです。
去年は車に積みきれないほどとれたのですが、結局10本ほどしかとることができませんでした。
いっぽう、山道を入り、別の山に移動して行ったワラビとりはというと・・・
大収穫です!
少し急な斜面の原っぱに、ニョキニョキとワラビが生えていました。
自然や草花の美しさを楽しみ、トカゲや虫を発見し、家族みんなでワイワイいいながら袋いっぱいに収穫することができました。
適当なところで家にもどり、庭でボール遊びなどをしていたのですが、なんだかむしょうにもう一度ワラビ採りに行きたくなってきました。
実は私が小学生のころ、家族でワラビ採りにいくのが毎年の恒例だったのです。
その当時、水木しげるの妖怪大百科や、心霊写真集などを夢中になって読んだりしていたので、ワラビを採りつつ、すこし気味の悪い沼や、山の奥などを探検しては
「何か出てくるかも・・・」
などと胸をドキドキさせたものです。
そんな、ちょっとした「不思議なものとの遭遇願望」が、大人になった今でもあるようで、めずらしいものとの出会いを期待しつつ、私一人で再び山に行ってきました。
残念ながら遭遇したのはヘビで(しかもマムシ!)、妖怪には会うことができず、本来の目的であるワラビをビニール袋満載にして帰ってきました。
バカバカしいことかもしれませんが、大人になってもこんなドキドキを味わえるのは、決して悪いことではないとおもいます。
それもこれも、子供の時に大自然に触れてきたことで、情緒が育まれた結果なのではないでしょうか。
子供達が持ち帰った大量のワラビを見て
「うわ~すごい! 私もいきたかった!」
と、目を輝かせていました。
「じゃあ明日もう一回言ってみようか」
私はそう応えつつ、我が子にも大自然と触れあう機会を与えられることを、幸せに感じるのでした。