CAIRO(カイロ) アメリカのプログレ
CAIRO(カイロ)/CAIRO(1995)日本盤
アメリカのシンフォニックなプログレッシヴ・ロック・バンド、CAIRO(カイロ)。
バンドと同名のアルバムは1995年発表のファーストで、邦題は「時の砂」。
MAGELLAN、SHADOW GALLERYに続くMAGNA CARTAレーベルの第三弾バンドで、キーボードを主体とした、メロディ重視のプログレ・サウンドを聴かせてくれる。
ハードさはあまりなく、どこかポンプ・ロック的な要素も。
美しいメロディをメインとした、バラードっぽい曲が秀逸。
しかし、少しハードよりの曲はバンドのカラーに合わず違和感を感じ、あまりいただけない。
また、長い曲が飽食気味で、ラストの22分を超える大作は、メリハリが弱く、聴き続けるのが結構つらい。
メロディアスな小曲こそが、このバンドの魅力か。
マーク・ロバートソン Mark Robertson - キーボード/ボーカル
ジェフ・ブロックマン Jeff Brockman - ドラムス
アレック・ファーマン Alec Fuhrman - ギター
ブレット・ダグラス Bret Douglas - ボーカル
ロブ・フォーダイス Rob Fordyce - ベース/ボーカル
【収録曲】
1.Conception
2.Season Of The Heart
3.Silent Winter
4.Between The Lines
5.World Divided
6.Ruins At Avalon's Gate